プロジェクトで協力する際、チーム全体が、簡単に関連情報や会話を見つけられるようにする必要があります。チャンネルとスレッドは、話し合った内容を、整理して、閲覧可能にし、見つけやすくするのに最適な方法です。さらに、チーム全体が必要な情報をすばやく見つけられるように、適切な名前を付けることも重要です。
さまざまなアプローチが可能ですが、はじめに、チャンネルを、プロジェクト、チーム、トピック、時間、クライアント別に整理してみましょう。やり方は以下の通りです:
プロジェクト ベースのチャンネル
すべてのプロジェクトにチャンネルを作ることで、共同で作業しているグループに特定の場所を作ることができます。チームメイトが、チャンネルのセットアップを簡単に理解でき、毎日の仕事に重要なチャンネルやスレッドを簡単に見つけられるようになります。
例えば、Doist では、Twist に関するさまざまなプロジェクトごとにいくつかのチャンネルを用意しています。各チャンネルにはアプリの名前(Twist またはTodoist)や、チーム名(リローンチまたは キーボードサポート)がついています。すばやくスキャニングできるように、Twist スレッドには全て同じ色を使っていて、Todoist スレッドには別の同じ色を使っています。 つまり、すべてのチャンネルはグループ別になっていて、他のプロジェクトとは視覚的に区別できるようになっています(例:Twist インボックスの更新 またはTodoist テンプレート)。
新しいチャンネルを作成するときは、紹介スレッドを投稿したり、ピン留めして、人々に紹介するとよいでしょう。その後、チームメンバーの誰もが、あらゆるトピックに基づいて、スレッドを開始し、関係するチームメンバーに知らせることができます。(スレッドの名前を付ける際のヒントについては下記をご覧ください)。
チームメンバーの増加に伴い、チャンネルガイドを作成して、チャンネルの作り方、会話の件名の付け方、色などを説明すると親切です。これにより、会社全体のワークスペースを整理された状態に保つことができます。
チーム ベースのチャンネル
また、組織の特定のチームに基づいてチャンネルを作成してもいいでしょう。チーム ベースのチャンネルでは、各チームごとにアイデアのディスカッション、情報の共有、素早い決断を行うことができます。特定のプロジェクトに紐づいていないものは、すべてチーム ベースのチャンネルで管理するのが得策です。
デザイン、マーケティング、経理チームなどがその良い例です。
スレッドで始まったアイデアが、プロジェクトに発展するかもしれません。その時には、新しいプロジェクトベースのチャンネルを作り、オリジナルのスレッドを新しいチャンネルに移動すれば、関係する全ての情報を 1 か所にまとめておけます。
トピック ベースのチャンネル
1 つの大きなトピックに基づいてチャンネルを作成できます。例えば、コーディングのベストプラクティス、言語、教育、などです。
トピックベースのチャンネルは、社内全体で 1つのテーマに沿って交流を行ったり、興味関心のあるトピックについてチーム全体で話し合ったりする場合に便利です。トピックベースのチャンネルで自由にいろんなことをやってみて、どの方法が自分たちに適しているか探ってみましょう。
時間ベースのチャンネル
時間ベースでチャンネルを作成できます。例えば、8月のクライアントの仕事、9月のアジャイル開発のサイクル、第 1 四半期のプランなどです。
時間ベースは、会計事務所やソフトウェア企業など、時間的制約がある仕事環境に適しています。様々な期間ごとに会話を分けることができます。
クライアント ベースのチャンネル
クライアントに直接対応する企業の場合、各クライアントを管理できるように、チャンネルを構築するにはいくつかの方法があります。クライアント名を使い、スレッドごとに部門を分けることができます(例:営業、マーケティング)
または、上記で説明したプロジェクトごとに分ける方法を試すこともできます。クライアントベースで、プロジェクトごとに分けます。例えば、クライアントの名前がABCだとしたら、ABC 会計、ABC プロジェクト管理、ABC 営業などのチャンネルを作成できます。クライアントごとに色を選べば、まとめて表示されます。
チャンネル名を決めるときのヒント
- チャンネルはアルファベット順で表示されます。チャンネル名を決めるときにこのことを覚えておきましょう。経理やクライアントなどの単語をチャンネル名の冒頭につけて、グループごとにまとめることもできます。
- 時間ごとにチャンネルを整理する場合、プロジェクト期間をタイトルの冒頭につけることができます。例えば、第3四半期のデザインプロジェクトの場合、チャンネルの名前を Q3 | Design Project にします。この方法を適用すると、Q3(第3四半期)に関連するすべてのチャンネルがアルファベット順で表示されます。
- さらに、チャンネルを色分けして整理することもできます。視覚的にチャンネルのグループが判別できるようになるので便利です。例えば、当社の Todoist のチャンネルは赤色で、Twist のチャンネルは青色です。このように色分けすると、一目で探しているものを見つけられます。
- チャンネル名は短めにして、チャンネルの説明文の欄に説明を加えましょう。さらに詳しく。
スレッドを整理する
チャンネルの設定が終わったら、チャンネルを使って仕事や会話を始めましょう(それぞれのトピックに1 つのスレッドがあるとよいでしょう)。以下ではスレッドに関する基本的な情報と、件名をつける際のヒントを紹介します。
スレッドに件名を付けるときのヒント
- 重要なキーワードは、スレッドの件名の冒頭に含めるようにしましょう。そうすることで、一目で内容がわかるようになります。特にモバイル端末は、画面サイズが小さいため件名が短くなってしまいます。冒頭部分で内容がわかれば、そのような問題も防ぐことができます。
- スレッドの件名を区別する方法として、角括弧 ([ ]) を使用できます。例えば、Doist では、スレッドが、Todoist アプリの macOS バージョンか、Windows バージョンなのかを区別するために角括弧を使います。 ([macOS] 開発 と [Windows] チェンジログ)。
- 絵文字をスレッドの件名に使ってみましょう。絵文字は特にうれしいお知らせをするときに便利です。😀👏🎉
Twist のチャンネルとスレッドを使いこなすには、以下の記事もぜひご覧ください。